みなさん、調子はどうですか?私は、ますます「ジジイ化」が進み、あちこちに「老害」をまき散らすほどの絶好調です。
前回、会報に寄稿させていただいてから、おおよそ20年がたちました。ヘアスタイルをスキンヘッドにしたのも、ちょうどその頃でした。以来、ずぅ~と、ヘアスタイルは変えていません。
スキンヘッド姿が、プロレスラーのM氏に似ており、当時は、卒業生のみなさんから、「先生…電車の広告で見たでぇ~」という誤解(実は、M氏の広告を見間違えていた)の連絡が届くようになりました。現在は、髭も白くなり、おまけに、かなり太めにもなったので、M氏とは似て似つかぬ状態です。本稿に掲載されているキャラクターは、ゼミの卒業生がプレゼントしてくれたものです。私自身、結構気に入っていて、講演等に使用する「パワポ(PPT)」には、必ず掲載することにしています。
この20年余り、楽しく働いてきました。けれど、一番困ったことは、やっぱり「コロナ禍でのゼミ活動や講義」でした。ゼミや講義といった授業はオンラインになったことは言うまでもなく、対面授業に戻った後でも、ゼミ生と「飲み会」をしようにも、自粛状態が長期間続いたことです。グループワークだけでは、ゼミ活動としてはイマイチ。やっぱり「飲み会」でワイワイやらんことには…です。
ので、コロナ禍以前と以後とでは、ゼミの雰囲気も違っていて、コロナ禍の渦中のみなさんには、うまくゼミの運営ができなくて申し訳ないと思っています。そのうえ、コロナ禍は、在学生のみなさんに影響しただけではなく、卒業生のみなさんからの「飲み会へのお誘い」もなくなってしまい、みなさんと会う機会も奪ってしまいました。
ですが…、嬉しいことに、今年になって立て続けに…「先生元気かぁ?飲み会するさかい予定しといてやぁ~」とか「先生、久しぶりです。飲みに行きましょう。」という連絡が入るようになりました。
「飲み会」の連絡だけではなく、ほかにも嬉しいことがあります。それは、ゼミの卒業生だけではなく、色んなところで経営学部の卒業生のみなさんに声をかけてもらう機会に恵まれたことです。
企業の方とお会いする場面では、挨拶した際に、「先生の授業をとってました。先生の科目だけ落としました!!」とか、「先生の科目だけ『可』でした!!自信あったのに…」と、笑いながら声をかけてもらったりすることもあります。また、地下鉄の中で、いきなり「先生こんにちは。授業とってました。いま〇〇〇〇というところで働いています。」と懐かしそうに話しかけられることもあります。そして、京都産業大学の職員さんになったゼミ生もいます。同じ職場の同僚・仲間として働くようになったことは、嬉しくもあり、なんか気恥ずかしく照れてしまいますが…。
あれやこれやで、あっと言う間の20年でした。現在は、朝3時ごろ起床、夜8時過ぎには寝ています。お酒の量は格段に減りましたが、餃子となら、まだまだ飲めます。
さて、話の最後になりますが、昨年度から共通教育科目に「アントレプレナー育成プログラム」が立ち上がりました。「学生起業家の支援」や「事業継承の支援」を行うことを目的とした教育プログラムです。この教育プログラムの立ち上げのお手伝いをしたので、紹介させていただきます。時間がありましたら、https://www.kyoto-su.ac.jp/features/entre/index.htmlまでアクセスお願いします。
ではでは…みなさんもお元気で!!!