※以下「同窓会報」(2024年9月発行)より転載
東北の地からの想い
東北にとって、京都という地は地図で見る以上に遠き想いにさせることもあります。
卒業して年を重ねるにつれ、かつて過ごした青春の日々や目に焼きついている京都の景色がいつも簡単に訪れることが出来るわけではないので、懐かしくまた遠く遠く感じられる卒業生も多いのです。
そんな東北の卒業生にとって心の拠りどころとなるのが、同窓会の各支部の活動や、スポーツ・学術分野のニュース・母校の活躍です。やはり「京産大」という文字が目に飛び込んでくるだけでも心は躍ります。30年さかのぼると「全日本大学女子駅伝」は1994年から1997年にかけて4連覇を果たしました。2005年開催地が大阪から杜の都仙台に移されてからは、東北・信越から多くの卒業生・家族が駆けつけました。
◇駅伝応援と同窓会活動
当時はまだ同窓会支部がなく、大学からのハガキの案内でした。駅伝の応援は「オール東北」という感じでした。その後2013年に秋田県支部が設立され、同年仙台市で「京都産業大学DAY」が開催され宮城県支部設立を迎えました。
山形県支部が設立されたのは、その6年後の2019年です。山形県も山形市・庄内地方・置賜地方・最上地方と分けられ、移動に時間を要します。そんな中、諸先輩・多くの方のお力添えをいただき、準備会を経て2019年9月に山形県支部設立総会を迎えました。現在は、東北各県支部・信越・北陸の支部と多くの行事で交流をさせていただき、同窓会発展を目指し活動を行っております。
山形県支部は今年5周年を迎え、10月5日(土)に記念支部総会を開催させていただきます。
法学部草鹿晋一教授の記念講演会、懇親会他企画をさせていただいております。ぜひ、ご参加お待ちしております。
(寄稿:山形県支部 事務局 田畝 計正 1984年法学部卒 16期)
(作成日:2024年6月11日)