支部長
宮嶋 貴司(2009年 文化学部卒)
設立年
2014年
※以下「同窓会報」(2025年9月発行)より転載
4月30日は「統一記念日(南部解放記念日)」として、ベトナム各地で盛大に祝われる国家的な記念日です。今年2025年は、ベトナム戦争終結からちょうど50年という節目の年にあたります。特にホーチミン市では、例年以上に熱気を帯びた準備が進められており、市内中心部では数週間前からパレードのリハーサルに伴う道路封鎖が頻繁に行われていました。市民の期待感も高まっていたように感じられました。
当日、私は支部の“新入り”として取材係を任され、市内の様子を見に出かけました。統一会堂を中心に、道路沿いには大きな横断幕や赤い旗が掲げられ、街全体が祝賀ムード一色に染まっていました。特に印象的だったのは、家族連れの市民が国旗を手に笑顔で記念撮影を楽しむ姿です。戦争を知らない若い世代が、こうした国家的な節目を通じて歴史と向き合う姿に、感慨深いものを覚えました。
一方で、これほど大規模な祝賀行事が行われる背景には、社会主義という国家体制の存在も感じました。国家主導で記念日を演出するスタイルは、日本での祝日の過ごし方とは異なる印象を受けます。政治体制の違いが、記念日の意味づけや人々の関わり方に反映されているのかもしれません。
今回、現地の熱気と人々の表情を肌で感じることができたのは、非常に貴重な経験でした。この体験が、今後の支部活動や異文化理解の促進に少しでも役立てば幸いです。
寄稿:サイゴン支部 山口
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