※以下「同窓会報」(2024年9月発行)より転載
11月、お待ちしています
「京都産業大学って、だれでも入れる大学でしょ」。 えっ!友人のひと言にびっくり仰天。昨年末、酒を酌み交わしながら全国大学ラグビー選手権のテレビ中継を見ていたときのことで、早大戦勝利の酔いも一瞬にして覚めてしまいました。この友人、電力会社勤めを終え、地元の放送局社長も務めた知識人だと思っていたのに…。
全国で〇〇産業大学が増え、全入時代と言われるいま「受験すれば合格」という大学があるのも確かでしょう。半世紀前、奇跡的に合格できた小生にとって、これが世間の見方なのかと思えば怒りよりも悲しくなります。
最近、関西中心にテレビで「東の早慶、西の大和…」というCMがしつこく流れ、聞きなれない大学名が頭に刻まれてしまう。選挙戦の名前連呼と同じ効果なのか。この広報戦略は賛否ありますが、あっぱれと言っていいのでは。
ところで、支部活動について。昨年11月に初めて石川県支部と合同で総会、講演会、懇親会を開き、両県支部の仲間が集まりました。大学、本部、各県支部から多くの来賓の隣席を賜わり深く感謝申し上げます。また、講演していただいた竹田憲宗さん、貴重な話ありがとうございました。
最後に皆さん、11月は富山市にお越しください。9日は支部長懇談会、10日は同窓会通常総会を開きます。富山は9年前の北陸新幹線開業で東京まで2時間余となり、大学選びも近くなった首都圏中心となったように感じます。関西の巻き返し策ははないものでしょうか。富山の美食、美酒でお待ちしています。
(作成日:2024年5月10日)