※以下「同窓会報」(2023年9月発行)より転載
インスタントラーメンと豚まん
私たち台北支部は設立から9年が経ちます。駐在員が多く、入れ替わりが激しいのですが、異国で生活しているため、支部員の交流の場としての支部懇親会のほか、サイクリング部、ハイキング部、ゴルフ部などの活動を随時行なっています。新型コロナウイルスの影響により長らく活動を中止していましたが、今年2月に3年ぶりの食事会を開催(写真)、台湾もようやく元の日常が戻ってきました。
さて、今回は関西、日本の食文化に影響を与えた人物に触れたいと思います。
一人目はチキンラーメン、カップヌードルを開発した日清食品創業者、安藤百福です。2018年度後期のNHK朝ドラ「まんぷく」のモデルとなった人物ですが、出身地の台湾に古くからある意麺(イーミエン)、雞絲麵 (ジースーミエン)という油で揚げた麺に開発のヒントを得たのではないかとも言われています。
二人目は551でお馴染みの蓬莱創業者、羅邦強です。当初はカレーライスやうどんを出す蓬莱食堂だったそうですが、今では豚まん、アイスキャンデーの有名店となりました。その羅邦強の親戚が営む蓬莱漢堡(ハンバオ)が台湾の嘉義市にあり、こちらはハンバーガーの有名店でしたが、残念ながら2020年に閉店してしまいました。
最近台湾も観光客、出張者が増え、飲食店や夜市も活気が戻ってきました。皆さん是非台湾にお越しください。
(作成日:2023年5月26日)