ロックダウンの中から
まだまだ全世界的にコロナ禍が続きますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?
この原稿を書いている5月21日現在、上海は2ヶ月近く続いているロックダウンの真っ只中。中国は一足先にコロナ禍から脱出し、ほぼ普通の生活をしていましたが、今は2年前より酷い状況になっています。さすがにこれだけ長い期間家に閉じ込められていると気分が滅入ってきますが、これから先に訪れるであろう世界を夢見ながら気持ちだけでも明るく過ごしています。
今年は、コロナが落ち着けば、今のところ毎年8月に開催される総会、偶数月に開催される支部会(全員対象の懇親会)を中心に、さらに個別の活動として、ゴルフ愛好家が集まり開催されるゴルフ部会、同じ学部・学科を卒業した会員の会、エリアの会(上海と一口に言っても東京都の約3倍の面積があります)、音楽部会などの活動を行う予定です。特に今年は上海支部が初の海外支部として認められて以来、15周年を迎える記念の年なので、総会は盛大に開催したいと思っております。
当支部は、日本にいたときは同窓会活動に一度も参加したことがなかったメンバーも多いですが、やはり異国の地にいることもあり、皆さん気軽に参加されています。そして一度行事に参加すると、年齢(卒業年次)・性別・国籍を超え、昔からの友人のようになれるという大きな特徴を持っています。海外支部は留学生を除き地元の人がいないため、帰国・転勤によるメンバーの入れ替わりが早いのも特徴ですが、日本に帰任した後も、出張や旅行を兼ねて引き続き参加してくださるメンバーも多く、それだけ充実した会になっているものと自負しております。「中国上海支部」という名称ですが、日本の25倍もの面積を持つ中国に支部は一つしかありませんので、上海に出張を作って、どこからでもどうぞお気軽にご参加ください(コロナ禍が終息になってからですが…)。
(作成日:2022年5月21日)
※「同窓会報」(2022年9月発行)より転載