※以下「同窓会報」(2024年9月発行)より転載
同窓会っていいもんだ
昭和49年4月故郷の鹿児島県国分市から夜行に乗って京都に向かい、桜満開の京阪三条に降り立ちバスで出町柳に行き時代を感じさせる京福電車で二軒茶屋へ、歩いて大学へ行った。本館で手続きをすませ、学内を一通り周り、1ヶ月前に決めていた岩倉へ向かうために二軒茶屋に歩いていると前を歩く人物に何となく見覚えがあり思い切って話しかけると、聖護院通りに泊まった受験宿で、入試当日の送迎バスに乗りそびれ、宿のご主人から大学まで送ってもらったときに同乗したその人であり、受験後再会を誓い別れた石川県出身の荒木君だった。話を聞くと、同じ岩倉に住み下宿先も近く、その日から毎日のように行き来し二人を中心に仲間が増え、テレビ番組の「俺たちの旅」みたいな楽しい学生生活を送ることができました。そのうちの特に気が合った仲間とは、今でも交流が続き、京都で集まったり、ご当地で集まったりしています。今年は鹿児島に迎えて5月17日、18日、19日と霧島・桜島・指宿・鹿児島市内と観光し、夜は酒席で大いに盛り上がり大いに笑い、現在膵臓癌の治療中である私にとっても免疫力がマックスに上がったと皆に感謝しています。指宿で泊まった「こころの宿」は、後輩である下柳田君が色々気を遣ってくれて本当に楽しく愉快に過ごすことができました。皆さんもぜひ「こころの宿」へ行ってみてください。良いところですよ。
同窓会はめんどくさいとか、煩わしいとか、いろいろなご意見がありますが先輩後輩を通して仲間を増やし人脈を広げ仕事面やプライベートに生かせる場としては最高の場であると思います。話ベタの方、友達作りの苦手な方も気兼ねなく付き合えるのが同窓会です。面倒見の良い先輩は必ず相談に乗ってくれるし、人脈作りに応援してくれると思います。鹿児島県支部は250名程の会員を有してはいますが、親元住所であったり、単身赴任であったり、転勤転勤で変動される方も多いですが、同窓会に集まる先輩後輩はみんな気のいい方々が多く和気あいあいの雰囲気です。鹿児島県人は気難しい武骨なイメージもありますが、義理人情あふれる方が多いです。
今年の支部総会は鹿児島市の与次郎にある桜島が一望できる「ホテルウェルビューかごしま」にて10月26日に開催します。是非ご参加ください(詳細は支部長まで)。
これからも、支部会員の皆様が楽しい人生を送られることのお手伝いと母校の益々の発展のために、微力ながら精一杯努力しますので、一緒に同窓会を盛り上げましょう。皆様のご健康を願い、同窓会活動にさらなるご協力をお願いいたします。
(作成日:2024年5月25日)