※以下「同窓会報」(2025年9月発行)より転載
支部長の役目は笑顔の承継
私が支部長になり5年目を迎えました。就任当時はコロナ真っ最中で、イベント開催には制限が多く、支部役員の皆とあれやこれや思案し、ITオンチが無い知恵振り絞ってオンラインで講演や総会を企画したり、飲み会もオンラインでしてみたり(笑)、意外と楽しんでいたことを、辛い過去でも今ではクスっと笑えてくる思い出。
コロナが明けて、支部会員の参加も以前に戻りようやく一安心したところで、支部長の仕事を再考してみました。トップの役目って何であろうか。答えは「次代への承継」でした。
目下日本では、中小企業の事業承継における「2025年問題」として、今年一斉に70歳を超える現経営者は約245万人に達し、そのうち約半数(127万人)が後継者未定と推計され、事業承継の危機が一気に顕在化し、大量の廃業が発生する社会問題が起きています。
当支部においても、そのまま当てはまるので、就任以来総会はじめイベントの多くは若年層がいかに楽しめるかどうかという視点で企画運営を心がけております。同じ総会でも毎年必ず新しい試みを実行し、また、新しいイベントの開催をするなど、内容の変化から参加者の変化を生むことに挑み続けております。
楽しさ追求の積み重ねによって、現在は年齢30代の会員が最もパワーがある支部に育とうとしています。今の時代は、先輩風を出し押しつけるパワハラ系じゃなくて、自ら進んでこの場所で楽しみたいかどうかにかかっていると思います。支部長の役目は、後継者探しというよりか、楽しい場をつくり、そこに後輩を導き、自身で楽しめる世界をつくる後押しをすることになるのかと思います。
発展する会社の組織で望ましい姿は、常に主役はトップでなく社員です。同様に、同窓会では支部長から見た後輩たちだと思います。先輩は後輩から誘われるくらいが一番いいです。それが「飲み代ご馳走して!」っていう下心しかなかったとしても(笑)。
2000年 経営学部卒 橋本雅生
(作成日:2025年6月11日)