(※コメントは、2019年9月発行の同窓会報の内容を転載しています)
祈、京産大ラグビー全国優勝!
鹿児島県支部です。京都からはかなりの遠隔地です。率直に申し上げて、鹿児島で流される大学関連のニュースで京産大が取り上げられることは皆無です。いえ、皆無に近い状態でした、今までは・・・
今年前半の日本におけるビッグイベントが「改元」であったことは言を俟ちません。そしてこの「改元」と皇室について他の追随を許さぬ膨大かつ正確な知識と理解で日本中を得心させたのが、われらが所功名誉教授です。改元前後はジャニーズのアイドルタレント並みにメディア出演されていましたね。優しく、わかりやすく、そして皇室(ということはつまり日本)への無上の愛を感じさせるその語り口で、日本国民の「改元」への理解を助けてくださいました。先生がメディア出演される際には必ず「所功京都産業大学名誉教授」のテロップが入っておりましたから、日本国民あまねく脳裏に「京都産業大学」の名が刻まれたことは間違いありますまい。実際私も「この先生は京都産業大学とかいう(とかいうは余計ですよね)大学の先生か。立派な先生じゃ。ところでお前は京都産業大学とかいう(だから、とかいうは余計だってば)大学の出身じゃったの?偉い大学を出ておるのじゃな」と周囲の人間に何度か言われました。鼻高々でしたよ。当時は夜の天文館を肩で風切って歩いたものです。自分が偉いわけじゃないのに。
さて、今年後半の日本の話題は京産大ラグビーの躍進がかっさらうでしょう。大学ラグビーシーズンは、前半はラグビーワールドカップと並行します。ラグビーワールドカップでの日本代表の活躍と関西Aリーグでの京産大の活躍がオーバーラップし、大学選手権への期待はいやがうえにも高まりましょう。ワールドカップ終了後、最高潮に達した日本中のラグビー熱は視線をラグビー大学選手権に移します。死闘ののち、大学選手権を制した「京産大ラグビー」は日本中からの称賛を浴びることになるでしょう。京産大ラグビー、頑張れ!