支部長
若林 淳(1977年 法学部卒)
設立年
2007年
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(※コメントは、2019年9月発行の同窓会報の内容を転載しています)
「幻の大仏鉄道」の遺構をめぐる
大仏鉄道とは、明治31年に現在のJR加茂駅から奈良駅までをむすんだ鉄道で、その後国鉄が木津駅経由の平坦なルートを開通(現在の大和路線)させたために、僅か9年で廃止となった路線です。大和路散策ウォークは、ご家族連れでも他支部の方でも参加いただける企画として、例年3月に開催しています。今年は、暖かくなった時期にしてみようということになり、4月6日(土)に開催いたしました。
京都府木津川市のJR加茂駅が起点ということもあり、奈良県支部会員だけでなく、近隣在住の卒業生や三重県支部、大阪から、またご夫婦連れなどで計17名のご参加をいただきスタートしました。天気は快晴、桜も満開。線路跡はなく、観音寺橋台などの石積みの鉄橋の基礎や梶ヶ谷隧道(鉄道下をくぐる)などのレンガや石積みのトンネルなど順々にあらわれる遺構を見ながら、田園・里山や竹林のなかを暖かな日差しを浴びながら歩きます。参加者からは「気持ちいい」、「癒される」などの声が自然とでてきます。昼食の時間にあわせるため、途中でバスに乗車しショートカット。奈良駅近くの大仏鉄道記念公園の満開の桜を見てウォーキングは終了。お約束の昼食&宴会で、春の1日を満喫しました。
来年も開催しますので、奈良県支部HPを2月頃にチェックしてください。皆様の参加をお待ちしております。